下鴨神社と上賀茂神社に行くことにしていました。
Mちゃんが、下鴨神社にある、河合神社に行きたい、
というので、行ってみることにしました。
何度も下鴨神社には行っているのに、糺す森にある
河合神社を全く知りませんでした。。。
美人の神様の神社です。ご祭神は、初めての天皇、
神武天皇のお母様の、タマヨリヒメさんです。
下鴨神社の御神水と、お庭の花梨で作られたカリン水を
いただきました。甘くてすっきりしておいしい~!
こちらのかみさまの前で、
「あらゆるものに美意識を持ちなさい」「あらゆるものの
美を追求すること」「美は人を救う」
といただきました。
私は、小さい頃はいわゆる「おませさん」だったと
振り返って思います(笑)。自分の感性をお洒落として
最大限発揮できるようになった大学生の時は、それは
解放されていました。
だけど、社会人になってある時、あるきっかけが重なって
美しさや美を追求することに罪悪感を覚えるようになり
どんどんどんどん自分の感性を無いもの、隠していくように
なりました。人間、落ちるのはとても速いです。だけど、
長年培ってきた、自分に心地よい感性と違う方向に行くのは、
本当に気持ち悪い事です。気付いたら、自分がどう感じて
いるのかわからない、自分が自分である感覚で無い、という
感覚になっていて、どんどん自信をなくしていきました。
今思えばその罪悪感が、傲慢さからきていたことがわかり
ますが、人は美しさで感動し、美しさで心地よくなり、
美しさで憧れを覚え前向きになれる、ことを、改めて
引っ張りました。これを書きながら(笑)。
だから、かみさまの言葉をいただいたとき、「ああ~、
(痛いところを)つかれたな」と思いましたが、
美を追求してもいい、という励ましと後押しをいただいた
ように感じました。
一度落ちると、今更美しさを追求するのは恥ずかしいような
気もしてきますが、「美が人を救う」と言われれば、追求
せざるをえません(笑)。美を人と比べるのではなく、
自分が出せる最高をやればいいと思うのです。元からある
造形美(顔のつくりがきれいとかスタイルが良いとかではなく)、
ではないのです。それを活かしたりするのもそうですが、
だれと比べることなく、自分自身のあるがままを心も体も
磨いて行けばいいと思うのです。
そうやって、世のすべての人が自分の美を開花させれば、
百花繚乱、美しい世界が実現すると思っています。
だから私もやらなければなりません。