「肩に力が入っている」、と社会人になってからでしょうか、
特に母からそう言われてきました。
だけど、肩に力が入っている、という状態は何となくわかる
けれど、「肩に力が入っていない」状態がどういう感じか、
よくわかりませんでした。
自分で言うと誤解を招くかもしれませんが、私は割と何でも
一生懸命やるタイプだと思います。その、一生懸命、という
のを、おそらく「肩に力を入れる」というのとがほぼ一緒
だったのではないかと思います。多分母からすれば、何かが
「重く」見えたのだと思います。
仕事の無い日でも、生きていれば、特に大人になればやることが
結構あります。ご飯を作ったり、洗濯したり掃除したり、家計簿
つけたり。。
真面目な人程、それら一つ一つを「肩に力を入れて」行いがち
かもしれません。そして、きちんとやらなければ罪悪感を抱いたり
します(^^;)
ふと、大好きな宮司さんを思い出した時に、「そういえば
宮司さんって多分お休みほとんどないんだろうなあ〜」と思い
ました。そして、話しを聞いていると結構多忙なはずなのに、
いつもニコニコ涼しい顔をされていらっしゃいます。
心はいつも余裕があるように感じ、多くの人が勇気と励ましと
元気を貰って帰っていきます。
とってもかっちょよい方で、現在私の目指す人であります♪
そんなことを考えていた時に、「力を抜かないと、続けられない」
ということに気がつきました。「手抜きをする」というのとは、
違います。「重い気持ちでやらない」という感覚に近いでしょうか。
表現が難しいですが、何れにしても、日々の家事ですら肩に力が
入っていたから、ある時急にやる気が失せて何にもしたくなくなる
のだ、これじゃあ続かないよね〜、という自分の性質に少し気が
ついたようです。一生懸命心を込めたり集中したりで力を使うことも
大事ですが、続けることができることも素晴らしいことだと思います。
「毎日やらなきゃいけないことなのだから、そんな力入れんとこう」と
思っただけで、かなり楽になりました。
思い込みが激しい人は、思うだけで簡単に変われる、ということも
私のようにあるかもしれません(笑)。