「人は本当に美しいものに癒やされる」と昔読んだ
美輪明宏さんの本に書かれてあって、それがずっと
印象に残っていて、本当だろうか?と思っていました。
でも、最近、美しいと感じる中に住んでいた時、とても
楽しい気持ちで過ごしていたことを思い出しました。
私は昔、南国に住んでいたことがあったのですが、
道にはブーゲンビリアが植えられており、その国の
規制で看板が制限されていたのか子供ながらにとても
美しいと感じ、町を歩くのも車で通るのも、その国に
いることがとても幸せでした。
学生になって京都にいた時も、町家の美しい町並みを
歩くだけで気分が上がりました。
昔は、美が地球を救う、くらいに思っていたのに、
いつからか、美を追求することに対する罪悪感みたいな
ものを抱くようになってしまい、自分の感性をどこかに
置いてきてしまったことに最近気がつきました。
そうなった理由はいくつか考えられるのですが、
難しく考えなくても、美しいことや、美しいものが
一つでも増える方が、地球が楽しくなるに決まっているのに、
何かに負けてしまっていたのかもしれません。
本当に美しいものに人は癒やされるのだと、私も
思います。人々の愛情、ピュアさや、自然等、
美しいものがもっともっと地球上に増えていったら
いいなあ、と思います。