上賀茂神社 ①

| 0 comments


元伊勢を訪れた翌日、朝5時半に起きて京都市営地下鉄に乗り
上賀茂神社を目指しました。北山駅で降りて、20分ほど歩きました。
学生の頃京都に住んでいたのですが、私は京都の街を
ほっつき歩くのが大好きです。金閣寺から嵐山まで、とか平気で
歩いてしまいます。京都にしかない町並みを何度見ても飽きず、
京都という空間に居られることが何故かこの上なく幸せなのです。

近代的な北山からだんだん上賀茂さんが近づいてくると、道路が
石畳に変わったり、素敵な感じの川が現れてきました。
そして上賀茂さんの末社がこんなところに。
DSCN2254
横には川が。
DSCN2255

ところで私が今回京都を訪れたのは、おそらく上賀茂さんに
呼ばれたと思ったからです。初めて自分が行きたい、というより
「呼ばれている」かもと感じました。まあ、どっちでもいいことですが。

私は今年の4月以降、お腹の調子が一週間以上悪い、という状態が
何度か起こり、もちろん病院に行くのですが特に胃腸は悪くないと言われる、
といったことが続きました。
リーディングができる友達に聞いてみたところ、
「体がもう全部嫌だ!って言ってる。」と言われました。消化できない、
ということは「受け入れたくない」ということだと。。。
その夜も原因不明の腹痛と具合の悪さに襲われて眠れず(その日は主人もおらず一人でした)、
どうしたものかと思っていました。そしたら、男の人の声で、「(わたしを)
信じろ、受け入れろ」と聞こえてきました。もう、なんだろう。。
でも、心のどこかで冷静な自分もいて、何となくその意味を感じていました。
神様や宇宙が存在すること、自分が感じる事を受け入れなさい、ってことかな、、、と。
※念のためお伝えしておきますが、私は何かの宗教を信仰しているわけではありません。

私は、前にも書いたかもしれませんが、宇宙や神様とコミュニケーションがとりたいとか、
興味がある割には、全然信じきることができなかったのです。
そして、それらしきことがあっても、「そんな事は他の人にはありえても、
自分にはありえない。」と思いこんでいました。一切の自分の感覚を否定していました。
信じて裏切られる事も想像してしまって嫌だったのだと思います。
その当時、神様は私にとって「頼る存在」だったのです。だから、嫌だったのだと思います。

なので、信じろと言われる意味がわからないと思いながらも、「何を」というのは
わかってました。でも何で、そんなにまで受け入れろ、って言われて
るんだろう。何なんだろう。「信じろ」って声が実在の人間から聞こえてい
ないこともわかっています。自分の心の中?頭に?聞こえている感じでしょうか。
だから、そう聞こえることすら本当だろうかと思ってしまうのですが、
腹痛は全然治まらず、「信じろ、受け入れろ」っていう声は相変わらず続いて、
本当に私はどこかおかしくなってしまったのではないかとも正直思いました。
その時、「大丈夫、私を信じなさい。信じて受け入れなさい。」と今度は
女の人の声が聞こえて来ました。何となく、声の主はアメノウズメさんだと思いました。
私は寝室に、友人からもらった高千穂のお守りを置いているのですが、
その神社のご祭神がサルタノヒコさんとアメノウズメさんで、
声を聞いたときにそのお守りがピンと来たからです。
なので、もう本当に今自分に起こっている事の意味がさっぱりわからないけれど
「信じる!」と目をつむって覚悟を決めた途端、そのお守りからきらきら光る
エネルギーが飛んできて私のお腹の中に入ったのを感じました。
そして、その瞬間それまで何時間も具合が悪くて眠れなかったのに一気に気持ち悪いのも
腹痛も治ったのです。
そしてそのままスーっと眠ってしまいました。

翌朝、あれはなんだったんだろう、、、でもまあ体調が治ったんだから
良かった。。そう思いながら、しかし、あの男の人の声は誰なんだろう、って
思った瞬間に、上賀茂神社が頭に浮かびました。もはやインスピレーションの
世界ですが、ああ、上賀茂さんなんだな、って思いました。
そして、「来なさい」って言われているような気もしました。
これが呼ばれる、ってことだろうか。。。
しかし、この体験をしたのは7月末、9月には沖縄・高千穂旅行に行くことにした
ばかりでした。それまでも、ちょっとわけあって外出が多くて、会社も辞めよう
なんて思ってる、、そんな時に京都に行きたい、なんてパートナーには
いいづらいなあ、と思っていました。ところが、そのすぐ後、彼が2週間後の土日に
先輩と釣り兼キャンプに行くと言い出したので、これはもしかしたら「行け」と
いうことかもしれない、と思いました。
お盆の土日まっただ中だったけど、ホテルもすんなり取れて、しかも会社の
福利厚生ポイントで泊まれる事になりました。「行きたい!」と思って、ものすごく
すんなり行けることになったのも、まあもしかしたら呼ばれていたのかも
しれないと今思います。

つづく

 


コメントを残す

Required fields are marked *.


Top