ニューカレドニア イル・デ・パン ② 出会い

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ピッシンヌ・ナチュレルにあったこの岩に惹かれました。

ピッシンヌ・ナチュレルでその美しさに浸りながら写真を撮って
いると、同じように写真を撮っていたフランス人のおじさんに
声をかけられました。「すごくたくさん魚がいるよ。こんなに
魚がいるところは他にないよ。上からでも良く見える。」英語で
そんな風に言っていたと思います。おじさんは、シュノーケリングを
していたフランス人の団体さん(大人の男女3人づつと子供6人くらい)の
カメラマン兼ガイドみたいでした。「皆がシュノーケリングを
終わったら、この岩の向こうにある天然の洗濯機まで行くんだけど、
良かったら一緒に来ませんか?」と誘ってくださったので、一緒に
ついて行ってみることにしました。

少しだけジャングルを歩き、岩肌が見えてきました。
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サンゴが岩化していました。
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天然の洗濯機、出てきました!
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波が岩を削っています。洗濯機のように巻いた形で波が行ったり来たり。
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波の力!
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連れて来てくださったフランス人のおじさんに声をかけてもらえなかったら、
絶対に来れない場所でした。
歩きながら、おじさんは聖地にも連れて行ってくれました!
おじさんは皆に、「しーっ。静かに。」と言うので、何かと思ったら、
聖地だったのです。
大昔の人の骨が埋められている、という場所。お墓が聖地。
地元の方の捧げものがたくさんありました。
私は正直初め話を聞いた時、「お墓。。」と思ってちょっとだけ
コワいと思いましたが、普通のお墓の様にお祈りをして立ちあがると、
ゴツン、、、洞窟の岩に頭をぶつけました@@@ そして、思ったのです。
「ここはお墓というより、聖地なんですよ!」そう祀られているスピリットか
森の妖精に言われたと思いました。

おじさんは他のフランス人の方たちにガイドしながら(フランス語で)、
私たちには英語で丁寧に色々教えてくれました。
魚の毒にあたった時に効く薬になる実を教えてくれたり、
良い匂いのする花をくれたり、バナナの葉で蒸し焼きにするブーニャと
いう料理を作る場所や作り方を教えてくれたり。。。
一緒にいたフランス人の方も、片言の英語を一生懸命話そうとして、
おじさんと一緒に私たちにガイドしてくれようとしてくれました。

私と主人は英語は何となくしか話せないし、フランス語も
挨拶程度しか話せない、理解できない。でも、何とか伝えようと
してくれること、親切にしてくださったこと、胸が熱くなりました。
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今年の5月にタイのサムイ島に行った時に出会ったお店のおじさんも
言ってましたが、「日本は津波が本当に大変だったね、
心から祈っている。」とおっしゃっていました。
世界の方々は日本を応援してくれていることを海外に出てよく感じます。

おじさんにもらった、良い匂いのするお花。
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この日はクリスマス・イヴでした。


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