幸福の木の花が教えてくれたこと

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我が家の幸福の木に、花が咲きました。
しかも3つある鉢植えのうちの2つも。この幸福の木たちがやって
来たのは、3ねんまえです。4年ほど前から、主人の行く会社に
ありましたが、会社が引っ越す際に、行き場が無くなったようで
うちにやってきました。
この木に花が咲いたことは一度もなく、また、花が咲く木だなんて
思ってもいなかったのですが、11月の中旬ごろ、いつもとは違う
様子のものが顔をのぞかせ、ひょっとして、と思って主人がネットを
みたら、やはり花でした。これはいいことがあるに違いない!そんな
風に思って、花が咲くのを楽しみにしていました。

先週、具合が悪くて寝ていた私は、夜寝室からリビングへ行こうと
した際、ん?酒臭い?なんかアルコールのにおいがする、と思いまし
た。主人がそんなに酒を浴びているのだろうか、、、恐る恐る
リビングに行ってそれを伝えると、「さっきから花が咲きだしたん
だよ。」ということで、幸福の木の花のにおいでした。

夜になると花が開き、朝に閉じます。それを、何日か繰り返します。
花が咲いてわかったのですが、結構強いにおいがします。
におい自体は、良い香りです。私は自分の風邪とあいまって、
花粉が飛んでいるのだと思うのですが、咳がひどくなってしまい、
花がMAXに咲いた時はちょっとどうしようかと思いました。
どんなに部屋を閉め切っても、寝室にも漏れ出でてきます。
思い切って、日の当たる午前中、ベランダに出してみました。
でも、写真の木はどう見ても寒そうだったので、すぐに中に入れ
ました。もう一つの木は、大丈夫だ、と言うので、
午後の初めまでベランダに置かせてもらいました。でも、やっぱり
冬だし、これまでずっと部屋の中にいたのでかわいそう。。。
「大丈夫」と言いながらも、我慢しているようにも見えました。
そうとは思いつつも、出さずにはいられませんでした。。。
そんな時、部屋にいる別の木から、「人間は勝手だな。」と
聞こえました。
本当にそうだ、と思いました。

好きで観葉植物を置いたのに、花が咲いて喜んでも、その自然の花の
咲き方は、部屋の中に適さないものとわかった時には邪魔者扱いする。
本来の自然の姿のままに、幸福の木は花を咲かせたのに、、、、。
「いいことがあるに違いない。」とか勝手に理由づけして喜んで
いたくせに、いざ本当の姿で咲いたら手のひら返したようにして。。

これは自分でもちょっと情けなく反省しました。
自然と共存すること、もう一度考えるきっかけとなりました。

また、目に見えないものに対して、コンタクトのとれないものに対して、
すがったり願ったり、もうどうでもいいと思ったり、怒ったり、
手のひら返したようになったり、、、植物に限らず、スピリチュアルの
世界でもよくあることだと思いました。
相手と話せなくても、相手の気持ちがわからなくても察する、感謝する、
大切にする、その存在に意思がある(尊重する)、これが
スピリチュアルの根底(目に見えない聞こえない神様をいつの時代も
どこの世界でも大切にしてきたと思います)、また古代から人類が
そうしてきた人としての在り方(人に対しても)なのだろう
と思いますが、その在り方を見失わないようにしていかなきゃな、と
改めて思いました。
物質主義になってしまった世の中に、スピリチュアルブームが起きているの
も宇宙から「気づけ」と言われているような気がします。


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