「何にでも美学がある」と今朝母が言いました。
ああ、そうだった、この人は何にでもそれを追求
する姿勢があって、あまりにもそれが自然だから
あまりにもそれが日常になっていて、外に出た時、
何かが違う、と思いつつもそれが何だかわからな
かったのだなあ、、と、この歳になってそうはっきり
言われて気がついたのです。
洗濯のたたみ方一つ、料理の盛り方一つとっても、
美学がある、という母に、そうだそうだと朝から
納得しっぱなしで(笑)、これまで自分の中で解明
されなかったことが明らかになった喜びでスッキリ
しました。
私自身忘れかけていた、何でも対象となる美(学)の
追究は、楽しいものです。
美=楽 とはっきりわかりました(笑)。
ここ数ヶ月のサラッと掃除で、私は「無償の愛」の意味を
知ることになったのですが(話しが飛躍しすぎてよくわから
ないかもしれませんが@@;)、要するに、掃除をすること
で見返りを求めていた自分を発見し、そうではなく、単純に
綺麗なのが気持いい、とか美しいのが好き、とか大好き
だから大切にするとか周りに置く、という、ごくごく
普通のことが「無償の愛」なのだと気がついたのです。
掃除をする時、床や家具や物に「ありがとう」の気持を
込めること、話しかけながらすることを数人の方に
お話させていただいたことがあります。
せっかく掃除をするのに、ストレス発散にもなるけれど、
どうせならその時だけは優しい気持になれるよう、一石二鳥の
意味も込めて「ありがとう」と込めながら掃除をすることで
私自身良かったと思うことがたくさんあったからです。
掃除の効果って、溜まっている気や流れを動かすし、
環境が綺麗になった分、自分に入ってくるものもクリアに
なったりその分厳しくもなったりするのだと感じます。
だからこそ、あんまり一生懸命するとどんどん流れが変わって
恐いときもありましたが、それ乗り越えて次行くつもりで
毎日毎日やっていたら、やっぱりどんどん進んで行くのを
感じます。
でも自分が思っていたことなんかを遥かに上回る、大切で
大事なことを掃除から(もしかしたら家具や家から)教えて
もらったように思いました。
掃除の話しに飛んでしまいましたが(@@;)、
大好きなものをとっても大事にしているっていうエネルギーって
理屈抜きで素敵で美しくて時にセクシーで、何とも言えない美学に
まで発展するのだと最近目の当たりした経験がありました。
「大好きなものをとっても大事に」、その単純な、何のため
でもないシンプルさと美しさが人もスピリットも引きつけ、
一番おっきな愛に繋がるのだと思いました。
美と楽と愛は、繋がっているのだと改めて感じました。