笑いの神について、以前書いたことがあったかも
しれませんが、仕事を始めた20代前半くらいから
でしょうか、ああ、笑いの神がいるなあ〜、と
思うことがよくありました。
それは、深刻に悩んだり考えたり思い上がったり、
どっぷり何かの感情に浸っている時に、ふと、我に
返らせてくれるような、大事に至らない、ぷぷっと
笑えるボケ（ちびまる子ちゃん的な）ことが、
不思議と起こるのです。
逆説的ですが、例え辛かったり悲しかったりする
ことでも、浸っている感は自己満足を人間に与える
ものなのかもしれません。変な話しですが、自分を
ロマンチストやかわいそうに思いたい時、「浸りたい」
という欲求が出てくるように思います。
本気で辛い時は、感情を殺して思い出さないように
するものだと思います。
だから、浸っていると自分で自覚できるうちは（思い
出したくなくても考えてしまうこともありますが、
今はそういう話しではなく）、余裕があるんだ
なあ、と、厳しいかもしれませんが私はそう感じて
しまいます。
話しは戻りますが、この「浸りたい」の感情や気持に
どっぷり浸からせてくれないようなタイミングで、
笑いの神がやってきていたずらを仕掛けてくれます。
それで私は何度も救われました。
ぷぷっと笑って、あーナルシストだったわ、恥ずかし〜、
と元に戻れていたのだと思いますし、まあいっか、と
改めて始めることができていたと思います。
にも関わらず、まあ確かに本気で悩んでいたのですが、
その「浸りたい」の欲求に負けた時期があって、
その時結構長い時間で笑いの神が去っていきました。
去っていくと、戻ってきてほしくても中々戻ってきて
くれませんでした。その時初めて、ああ、笑いの神さま
助けてくれていたのだなあ、、、と思ったのです。
ここ最近の私は、ジェットコースターのような日々を
送っていて、感動したり怒ったり泣いたり笑ったり、
とにかく毎日色んなことが起こり過ぎるので（妊婦だから
ホルモンの影響で感情が乱れてる、とかではなく）、
基本的には「なんとかなるさ〜」で生きているのですが、
珍しくシリアスになったり不安に思うこともあったり
その他どっぷり頭がぶっ飛んで（これは楽しいのですが）
いましたところ、例の笑いの神にいたずらを仕掛けられ
（私が上の空だからボケが起こる、と言った方が適切
なのかもしれませんが）たようで、
女子としてありえん、、、恥ずかしい場面に遭遇。しかも、
後からだいぶ経ってわかるから、自分の浸りっぷりを振り
返ってもその場面が超恥ずかしい。
「素敵素敵」と連呼し、どっぷり浸って聞いていた話の間中、
相手にはこんな恥ずかしいところを見られていた、
というのを後で知ってガーン、、、瞬間
一気に現実に戻り、ふうふうため息をつきながらも、
もぉ、、、と木が抜け、ぷぷっと笑えて、
神が帰ってきてくれた、もしくは見守っていてくれたの
だなあと、嬉しく思うのでした。
ここで公開するにはあまりにも、、、なので詳細は書けま
せんが、私の場合は、いつもオチがちびまる子ちゃん的な
感じなのです。
どんな些細なことでもぷぷっと笑えることはグラウンディング
してくれますし、何より心を安心させますし、頭を冷静にして
くれたりします。
そして、自然体に戻してくれます。
「笑う門には福来る」、を笑いの神を感じたとき、
いつも思い出します☆