同じようなことを、違う方面から同じような時期に
聞いたり見たり、というようなことがあります。
私はそれは、サインなんだ、と思っています。
昨年、出産で広島にいた頃、ご先祖様について
話しが出たことがあったのですが、仏壇の前にいた時
にも、「先祖は大事だよ」と聞こえてきました。
それまでもそうだろうなあとは思っていましたが、
その後実感することはよくあります。
家の安定はご先祖様に由来する所があると、私は
感じています。
お盆やお彼岸が来たらお墓参りに行ったり、お仏壇が
ある家は、そのお家に嫁いだお嫁さんが毎日ご飯を
あげたり、、そういった習慣で家もそうだし命が
繋がってきたところがあると私は思います。
しかしこのように書くと、お墓参りや先祖供養に対して、
神頼み的に始める人がいます。また、むやみに、
苦しんでいるご先祖様がいるんじゃないだろうか、とか
ご先祖様のせいにし始めたり、そのために手を合わせたり
祈ったり、、自己満足と自分のお陰(祈っているから)で
家が安定しているというエゴ心等が出てきたり・・・。
神社でもそうですが、ご先祖様だって、そういうの
お見通し、だと思います。
私が個人的に仏壇やお墓に手を合わせるとき、一番
エネルギーが通るなあ(祈りが届く)と感じるのは、
なーんにも考えず(真っ白な心のイメージ)手を合わせるか、
心を真っ白にして「安らかにお眠りください」と祈る時
です。
亡くなった方はあの世でもやることがあると思います。
だから、見てくださっているけれど、忙しい時も
多いと思います。
亡くなった方に頼り切ったりせず、自分の現在を精一杯
生きていること(頑張っている自分を見せること)が
亡くなった方への大きな供養になると私は信じています。
どこの国でも、ご先祖様をおまつりしたり感謝すると
いう習慣や風習はあります。
それだけ、「ご先祖様や過去にこの世を生きた人たちの
お陰で現在があること」に対して感謝の気持があるから
だと思います。
お盆が近づいてまいりました。
色々な事情でお墓参りが出来なくても、今いる場所で
心を向けて手を合わせるだけでも、ちゃんと届くと
思います。