前回の続きですが、自分にとっての「楽」と他人にとっての「楽」は違います。
自分にとってどんな感じが楽か、身体で感じることばかりではなく、正直に自分の気持ちに向き合ってみると、これまで正直に受け止めてこなかった自分の気持ちが溢れ出すかもしれません。
突然抑えてきた怒りが湧いてくるかもしれません。
泣きたくなったら気が済むまで泣けばいいと思います。
その後、それらは一歩引いたところから、「そうだったんだね」という気持ちで無視しないでみてあげてください。
頑張った自分を発見したら、頑張ったね、とたくさん労ってください。
どうしても抑えきれないような欲望や願望を自分の中に発見した時は、自分の気持ちに衝撃を受けるかもしれません。
その強い気持ちは受け止めて、それを一歩引いてマインドフルネス的に認知することが大切です(そうでないと衝動的になり、自分も周りも大変です@@;)。
正直に向き合ってみた自分の気持ちが、全て清らかなものとは限りません。
そこにエゴがあることも多々で、そうなると、上手く行きません。好きややりたいことも、自分と全体の調和の中でバランスをとりつつどのようにしたら叶えられるか、少しでもできるか模索していくことが大事かと思います。
先日も書きましたが「本当にそれそのものが好き」なのか「何者かになりたい(社会的にそういう存在でいたい、認められたい等)」かを見極めることも大事です。
でも例えばそれがエゴや見栄だった、と気づくことができたら、重要でポイントで転換点だったりします。
エゴだった、と気づいたら、見方も考え方も願望もこれからどうしたらいいかも変わってくると思います。
また、それがどうしてもやりたい、情熱のあるようなものだったりするけど、恐れで避けていた、というものかもしれません。
気づいた自分の願望や欲望を行動に移すことが周りや自分のバランスに良いか、など、全体の中で自分の動きと自分の心のバランスを取ることも大事かと思います。
抑えていた願望があるならば、一歩引いてそれを見つめて精査することで更に自分を知るのだと思います。