熊本への移住に際し、5月のGW後半に、一度車で東京から3日
かけて移動しました。道中、伊勢と広島に寄りました。
新しい家に着いて掃除をし、一晩寝て、車を大分空港に
置いて成田に飛び(ジェットスターのCPがよいので)、
バスに乗って東京駅に帰ってきました。
夜の10:30。
私が5年間勤めていた会社が入っているビルのまん前。
きっとまだまだこの時間でも普通に仕事している人
いるんだろうな~、と思いながら。
この会社に勤める前は、青山一丁目の会社に行って
いました。
転職して感じたのが、丸の内・大手町辺りは、とても
スーツを着た男性が多いこと。
転職した先は、私にとっては戦場でした(笑)。
いわゆるエリートと言われるようなプロフェッショナルの
集まる会社で秘書をしていたのですが、腰かけ、の心構え
では居続けることが難しいと感じていましたし、周りも
(特にプロフェッショナルの人達)自分の才能と可能性を
追求して輝こうとしている人が多かったと思います。
誰かの目が、意見が、と気にする人もいましたが、上下
関係がどうであれ、仕事として必要だと感じる意見を
はっきり言える人もたくさん見てきました。
世界を舞台に、素敵!、と思う人も何人かいました。
そんな職場で働けて、そんな世界を見れて、大変だった
こともたくさんあったけど、がんばったなー、と、
久々の東京駅に着いて改めて思いました。
そしたら、そんな時間なのに、元職場の人が、きっと
夜食を食べて、もう一仕事するために会社に向かっている、
という場面に出くわしました(笑)。
昔は、夜遅くまで仕事ばっかりして何が楽しいんだろう?って
思っていたけれど、内容は千差万別で、それをやり抜く
やりがいみたいなのも、やりきった人にしか味わえないと
わかったし、結果そうした人は満足そうな顔をしているので、
そういう時期が人生の中にあってもいいんじゃないか、と
思うようになりました。
あそこで働けたことは、私の誇りです。