11月に、遷宮をしたばかりの伊勢に行ってきました。
まずは外宮別宮の月夜見宮さん。今回は、必ず訪ねたいと思ってました。
伊勢市駅前はごった返していましたが、月夜見宮さんは私が行った日は
訪れる人も少なく、ゆっくりしていました。
そして行ってみたかった倭姫さん。安住の地を求めて、天照さんと
ずっと旅をされ今の伊勢に辿り着かれました。
「長い間大変でしたね」と私はそう言いたくて訪れましたが、
「そんな風に思われたくない、天照さんに喜んでもらえたことが
何よりだ」と言われたような気がして、考えさせられました^^;
倭姫さんあっての、今のお伊勢さんです。
労いではなく、感謝すべきでしたね。こんな風にコミュニケーション
していると、普段の人間の会話と同じみたいでおもしろいです。
母と妹と近鉄伊勢市駅で合流して、外宮へ向かいました。
エネルギーが出ている、と言われている石に、皆手をかざしていました。
母と妹に、エネルギーが出ている所は温かい所だ、と言ったら
手をかざしてしっかり感じていました(驚)。
この時代、誰でもわかるんだな~、と思いました。
外宮の正宮隣、遷宮をする前の正宮は、御帳が取り払われており、
旧本殿まで見えるようになっていました。
外宮の多賀宮さんでは、自分の言動をよーく見なさい、
といただきました。
前回初めて内宮を訪れた時、なぜだか涙が止まらなくなってしまった話を
妹にしていましたが、それを聞いて「そんな事あるんかいな?」と
正直思っていたという妹は、今回初めて伊勢に来て、外宮の
神楽殿を過ぎた辺りから、涙が込み上げてきた、と後から言っていました。
彼女が正宮にお参りする時、御帳はこれ以上ないくらいの風が吹いて
その内側を見せてくれ、大歓迎されていたのだなあと思いました。