自分の努力

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村上龍さんの「誰にでもできる恋愛」というエッセイの中で、
「自分は自分の可能性に対して100%動いているか」という
ような一文があり、10数年前に読んだ言葉を、今でも忘れず
良く思い出します。思い出すのは、100%、努力していない
時が多く、「ガイドめ~ 笑」と思ったりします。
こういう時は、本当にまだ余地があるのだと思います。

だけど、自分ではもっと努力出来るはずなのに、他の
やることがあって、自分で思う努力ができない、って
いうことあると思います。頑張り屋さんに多いと思います。
頑張り屋さんは、そこで人と比べてしまって自己嫌悪に
陥ったりします。あのお茶を飲んでいる時間にやれば
よかった、とか。。
大人になると、自分のためだけに使える時間は少なく
なります。その分、仕事や家事や育児や、自分以外の
時間ばかりの人もいます。スキマ時間を見つけるのも大変
でしょうし、自分に休息を与えてあげないと、バランスが
崩れてしまいます。
だから、思うように努力ができない環境で、自分なりに
努力した、という気持ちがあれば、それは
100%努力した、ということだと私は思います。

どんな気持ちで生きているか、どんな努力をしたか、は
周りの人はわかりません。一番知っているのは自分です。
そして100%でなくても、自分でちょっとでも頑張ったと
思ったら、こまめに自分をほめて次のモチベーションに
繋げて行くというのも、積み重ねになると思います。


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