井の頭公園の噴水です。
平日のお昼に、人もまばらな井の頭公園のベンチに座って、
ぼーっと噴水を眺める時間は、ゆったりしていてきらきらしていました。
噴水を見ていると、水のしぶきが噴水より上で風に揺られているのが
見えて、一瞬でも虹が出ればいいのにと、思っていましたが、虹は
見えませんでした。
公園にはいつも色んな人がいると思います。
カップル、親子、ベンチでお昼をとるサラリーマン、パフォーマンスを
する人、紙芝居をする人、自分で作ったアクセサリーを売る人、
楽器を練習する人、朗読する人、ヨガする団体、お酒を飲みながら空中に
誰に向かって話しているかわからないおじさん、、、。
あらゆる世代の、あらゆるバックグラウンドを持った人が好きなことを
していて、それがなんだか当たり前に許されている平和な空間、
そういう自由を感じます。
特に東京の大きな公園は、とても多くの色んな人が集まるから余計に
そう感じるのかもしれません。
日々の雑多なことや人間関係に疲れた時、疲れをため込んでいると
知らないうちに不自然な自分になっている事を発見しました。
不自然な自分、って傍から見ても一目瞭然ですが、本人が実は
結構苦しいんじゃないかと思います。私はそうでした。
自然体に戻るには、自然の中に行くのが一番早い様に私は思います。
頭の中がいっぱいいっぱいで、気づいたらいつも考えてばかりでだった時、
主人とハイキングに行った山で、本当に何にも考えていない自分がいるのを
発見したのがそう思うきっかけでした。
劇的にリカバリーする、とか一瞬にして何にも考えなくなった、とか
そういった効果はないかもしれないですが、気分転換にはなるん
じゃないかと思います。
東京の公園は、丁度今は紅葉して落ち葉のじゅうたんとなっており、
結構きれいです。
ちなみに、井の頭公園には神田川の源流があります。