朝起きて、ホテルのビーチ沿いを散歩。
私は海に行けば最近は必ず砂浜に埋まるのですが
(「家庭でできる自然療法」著者:東城百合子さんの
影響によるもの)、ここの砂浜のデトックス効果は
強烈でした。
1時間くらい埋まったか埋まってないかないのに、
その日のうちに効果を感じ、3日目はかなり身体が
すっきり。
海に向かって咲いている植物。
歩いて行くと、海に続く川がありました。
ネギみたいな植物。
初め飛行機からカウアイ島を初めて見た時、何となくいつも
海外に行って初めてその島や国を見た時の新しい感がありま
せんでした。大げさにいえば、まるで日本に戻って来たような
感覚。それが不思議でした。行く前から、色んなことがあり
つつも、「カウアイ島に行く」ということでテンションが
上がるのですが、いつもと違って「大興奮(笑)」みたいなの
が何となく無かったのです。それは島に着いてからも同じで、
着いた翌日周った南回りのコースなどは、確かに見たことも
ない景色で雄大なのだと思うし、海も綺麗だし、島なのに
とても広く感じる場所だし素晴らしいことに違いないのだけど、
なんていうか、小さい子供に感想を求めた時に、「うーん、
普通」と答えるのと同じくらい、私も「普通」と感じました。
そして、エネルギー云々みたいなのは益々よくわからず、
ただ、せっかくなのでワイメア渓谷を眺めている時に瞑想
してみたら(といっても、何も考えないだけなのですが)、
太古の空間にワープした感じがしたり、それはそれで新しい
発見でしたが、無理矢理することでもないとも思います。
この、「普通」という感覚、自然の中に行った時も、よく
そう感じます。スピリチュアルに興味があり、エネルギーを
知りたい、感じたい、と思っていた最中は、それが感じられ
なかったりわからない時には、不感症なんじゃないか、とか、
やっぱりそういうのわからない、なんて思ったりしたことも
ありましたが、自然の中に行って「普通」と感じるのは、
もともと人間が自然なのだから、自然が普通という感覚が普通、
というか、違和感ないというか、取り立てて自然を特別視しよ
うとする方が不自然なのではないかと思ったりします。
そして、何度見ても綺麗なものは綺麗だし、好きなものは好き
だし、何かを感じるとか感じないとか、も全部個人基準に
なってくるし、その人の感性や好みや必要性で変わってくるし、
そんなことは益々どうでも良いものに感じられるようになって
きました。
スピリチュアルに興味がある人は、特別な能力をほしがる人が
多くいます。まず、その自分の動機がどこから来るのか、とか
よーく観察されてみたらいいと思うのです。
よく観察して自分を見て、色んなことに気づくきっかけになると
思いますが、そこをすっ飛ばして突き進むと、気がついたら
浮いている状態になるのではないかと思うのです。
カウアイ島は全体的にとっても軽いエネルギーでなんにも感じさせ
ないくらいだったように思うし、もしかしたらそれが本物なのかと
知ったくらいですが(濃い所はくらくらするくらい濃いですが)、
自分が個人的に感じるそんなことにこだわっていたのだと改めて
知ったり、それ自体エゴだったのだなあと思うのです。
しかし、日本に帰って来て、というか、カウアイ島に行ってから
ずっと感じるのは、カウアイの浄化効果がすごいということ。
これまで心の奥に押し込めていたことや、自分で解決したつもり
でも、直視出来なくて曖昧になっていたことが、朝起きるごとに
ハッとわかって長年、もう7年も8年もわからなかったことが
明らかになったり(いつも悩んで考えていたわけではありません。
心の奥底にしまっていたことです。)、どんどんどんどん自分が
すっきりクリアーになっていくことが続いています。
そして、ハワイの神様は(どこもそうかもしれませんが♡)、
恋多き、恋愛を楽しまれる神様が多いのか、クリアーになって
行くことも恋や愛、真実の愛などに関することが多いのです。
日本にいる時からピンクのエネルギーを注がれていたのも、
今はそこの変換時期だということだったのかと、まるで序章の
ようだったなあ、と回想しています。
恋愛は最も個人的で最もセンシティブで最も自分じゃない人と
近づける、一つになれることであり、ワンネスに通づる
超ダイレクトなことであると思っています。
これに関しては、またの機会に書くかもしれませんが、
カウアイにこの時期に行けて本当によかったなあと私は思って
います。
そして、何故か、もし今回本当にカウアイ(ハワイ)に行けたら、
いつかメキシコや中南米に行けるだろうと、思うのでありました(笑)