衣食住を整える

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衣食住足りて礼節を知る、と言われますが、
なんだか本当にそうだなあと最近はよく感じます。

朝の掃除の話が続いていますが、朝空間が整い、
自分の身支度も整い、一日のスケジュールをざっと
見てご飯の準備もする。これが、これまでの社会人
生活ではできませんでした。出来るだけ寝ていたい、
ぎりぎりまでパジャマでいる、ということを日常に
してきたのですが、朝一で掃除を始めたらこれが
ざっくり簡単に変わってしまって、そしてそれが
とても心地よく、何より精神が落ち着いているのが
よくわかります。

私の場合は掃除をきっかけとして、ですが、衣食住
足りる、というのは、物質的に豊富に、というわけ
ではなく、生活の基盤として自分なりに整えられて
いる、ということだと思います。

整えられて初めて精神が安定し、仕事や趣味に集中
できたり、建設的な思考が生まれたりするのではないか
と、あのことわざの意味を体感しています。
そして、衣食住というのはざっくり言うと家事だと
思っています。

ずっと前から思っていましたが、だからこそ、家事を
してくれている人は、本当にありがたいのです。
家事は人間の基礎を整える、というとても大事な仕事だと
思います。
大事な仕事だけど、毎日のことなので、力を入れ過ぎると
続かないし、体調やその他でできないこともあるでしょう。

一家の家事をしてくれているお母さんや奥さん、
はたまた自分のお陰で、どっぷり色んな思いに耽れたり、
仕事や勉強や遊びに夢中になれたりするものです。

自分のバランスは、衣食住のバランスと大きく関連していると
思います。
例えば、偏食していないか、とか。
身体の細胞も脳も精神も、口に入れるものでできています。
自分の魂の輝きもエネルギーも、土台が大事です。

そして、土台が整ってい程、エネルギー的にも強く美しく
輝くのだと感じていますし、自分に不要なエネルギーや
低いエネルギーから自分をバリアする、守りが強くなる
ように感じます。


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