「人生がときめく片付けの魔法」を読んで

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春からあるチラシを見てずっと気になっていた、
こんまりさんこと近藤麻理恵さんの「人生がときめく
片付けの魔法」をたまたま寄った図書館で発見。
6月の終わりから大きな断捨離をしています。
というより、昨年から身辺整理をしてきたつもりで
いましたが、こんまりさんの本を読んで実行している
と、こんなに断捨離するものがあったんだ、、、と
驚きました。

物と一つ一つ向き合うことは自分と向き合うこと、と
書かれてありましたが、本当にそうだなあと思いまし
た。

かなり自分を知ることになりました。

一番最後に残ったのは、人からいただいた物でした。
小さなメモ紙の手紙を始め特に記念や何かに頂いた
もの、「飾っておいてね」とわざわざ言われた物等は
特に、素直に飾っていたり大事にとって置いていたの
ですが、自分が、「これ私の趣味じゃあないんだよなあ
、、、」というものも実はたくさんありました。
でも、相手の気持を思うと捨てるなんてとんでもない
話しであって、、、、というものがものすごくたくさん
出てきて、結局それに囲まれているのだなあと気がつき
ました。
その居心地悪さを見て見ぬ振りをずっとしてきたの
だけど、他を断捨離すればする程気持が悪くなって
いくのです。

相手の気持を傷つけたくない自分
処分したことを知られた時の相手のショックとそれを
受ける恐怖
捨てるということ自体が勿体ないという気持
自分のために選んで、贈ってくれたという気持を
大切にしたい気持

向き合ったことでそういう自分がいるのだと気がつきました。
だけど、結論として自分の中に出たのは、「死ぬ時は持っ
ていけない」でした(笑)。
こんまりさんの本にもありましたが、プレゼントは受け
取ることに意味がある、と。確かに、気持を受け取るという
意味では、もう十分すぎる程受け取り大事にしてきたのでは
ないだろうか。
そして、一度他人に渡してしまった物はプレゼントであれ
なんであれ、所有や取り扱いの自由はいただいた本人に
あります。
あげた人は、手放した物にとやかく言ってはいけないのだと
思います。
だから、罪悪感もサヨナラだなあと思いましたし、自分が
渡した物のその後を気にすることもナンセンスだし、自分では
逆の立場でそんなこと思わないのに何で気にするんだろ、、と
改めて思いました。

そして思ったのですが、自分でしがらみを作ってとどめて
いたのかもしれないと思いました。それは歳を追うごとに増えて
いったのですが、物も比例して増えているので当然のこと
ですね。
今回断捨離をしてよくわかったのが、そういうものに囲まれて
いると自分がぼんやりとしてくるということです。
自分の意志がない、というか、本当は何でもよくないのに、何でも
いいと自分を誤摩化しているというか。。。

物を捨てる決断をする時はそれまで誤摩化してきた時間が
長ければ長い程優柔不断も続きドキドキするかもしれませんが、
いざ手放してしまうと身体が、特に肩や背中が本当に楽になります。

物理的に本当に感じてびっくりしました(笑)

こんまりさんの本イチオシです。


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