自分の気持を無きものにしない

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倫理観や世間一般常識、世間の見る目を気にして、
自分の中から沸き起こる喜びや嬉しさ、止められない
気持や溢れ出る気持を、その自分の気持でさえも
罰したり否定したり気のせいだと無視したりして
いると、気がつけば笑顔が無くなってしまいます。

楽しいことが、無くなってしまいます。
楽しいことがわからなくなってしまいます。

もしかしたら溢れ出る気持を表現しない方が
良い時もあるかもしれません。

でも、理由なんて無くても、自分ではどうしてだか
わからなくても、嬉しくてたまらない気持になったり
する時があります。
そんな気持は、表現が難しければ誰にも話さなくても
いいから、そっとそんな気持を抱きしめてあげれば
いいのではないかと思います。
どんな気持であれ、無きものにしないこと。
そこから、倫理観やら勇気やら思考やらを使って、
いやダメだと引き戻したり頑張ったりするものだと
思います。
否定しても何の解決にもならないし、自分を無視する
だけだし、解決しないので同じ経験を引き寄せてしまう
でしょう。

(そういう気持を抱いてしまう)ばかな自分も受け入れ
られること。
これって、他の目を気にする人には特に、大変難しい
ことかもしれません。

だけどこれが出来たら、もっと世の中を寛容に優しい目で
見られるようになるはずです。その時の心は穏やかで、
口元は微笑んでいると思います。

そして、色んな人がいるから世の中楽しいんだ、色んな
人がいていいんだ、ということを心の底から感じられる
ようになると思います。
他を否定しないでいられるという自由。

倫理観や常識だけで片付けない、何でも受け入れてみると
いう余裕と優しさ。

歳をとってそういう風に生きている人って、
本当に楽しそうで素敵です。


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