小さい子供を見ていると、大人の真似を皆しています。
本能的に大人になりたいのかもしれないし、一種の
憧れのようなものを抱くのかもしれません。
おもちゃの電話で話す子供は、近くの大人の話し方を
真似するわけです。
小さい頃は、早く大人になりたいと思っていました。
理想がたくさんありましたし、自分で動けると思ったし、
実現したいことがたくさんありました。
一種の見方ですが、妥協することによって、楽しくない
大人が増えている(いた)のではないか、と感じます。
「仕方が無い」の一言で、いろんな妥協をしてその中に
閉じこもってしまう。そして、誰かが楽しんでいるのを
見ると、自分は我慢している、という潜在・顕在意識が
あるから、怒りが生じてくる。みたいなこのループ、
そろそろ崩れてこないかな~、いや、もう崩れてきて
いるんじゃないかと思います。
そうでないと、次世代の人々に良くないと思うのです。
子供も若い人も、素敵だと思う大人を見て、「ああなり
たい」と思って未来を夢見て希望を持って元気に進んで
行けるのだと思います。それが国を動かしていく力にも、
これからの地球を動かしていく力にも繋がっていくと思う
ので、そのためには大人が人生を素敵に楽しんでいること
だと心から思っています。
私が小さい頃、と言っても多感な10~13歳くらいの間に、
私にとって特に素敵な大人にたくさん出会う機会があり、
「あんな風になりたい」と強く思ったことを覚えています。
いろんな事を吸収した時期でしたが、素敵な大人に
出会えたことは、私の人生の財産です。
今でもその人たちを思い出すだけで元気が出てきます。