2014年1月10日
by Sun Dish
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話してみる

私は、あんまり相談をしてこなかった人間です。
相談しても頭から否定された経験や、結局は自分で考えなければ
ならない、という気持ちがどこかにあったので、相談した経験を
振り返ると、相手は母か本当に近しい友人や、どうしても誰にも
話せないことは占い師さんに相談したことくらいです。
相談、という言葉も少し違うかもしれませんが、あまり自分の
気持ちを人に伝えてこなかったかもしれません。

昨年、妹と話していた時、「お姉ちゃんはいつも結論だけ話す。
もっと途中段階で人に話してもいいのに。」と言われました。
別に考えて最終的に決めるのは自分だけど、前段階で気づけることも
多くある、と。
その時の私にはピンとこず、そんな事も忘れていたのですが、
先日実家に帰った時、久々にものすごい怒りに襲われて(笑)、
「ぐちってもいい?」と母に聞いてもらいました。
そしたら、母も、彼女の思うことや経験をとうとうと話してくれたの
ですが、「あ~、そうだったんだ。」と納得することがあり、
私、そんなに一人で爆発しそうになるくらい(笑)怒りを抱える
ことでもなかったんだな、と思いました。
そして、気づいたのですが、人に話してみたら、それまで自分の中で
大問題だったことが、実は大したこと無いと思えることが結構あるんじゃ
ないかと。
もちろん、一人で温めて大事にしたいことはあると思いますが、
人に話してみてスッキリする、という目的だけじゃなくて、
話すことによって気づくことがあるかもしれない、と思いました。

人は人に支えられて生きているんだと、改めて感じた経験でした。

2014年1月9日
by Sun Dish
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ニューカレドニア あれこれ ⑤

ところで、ニューカレドニアに行く前に、全くニューカレドニアについての
知識がなかったので、図書館で本を借りて少しだけ前知識を入れていきました。

ニューカレドニアには、戦前、主に熊本と沖縄から、ニッケル鉱山で働くため
出稼ぎに行った人が多くいたそうです。その後、第2次世界大戦が起こり、フランス軍の
敵国であった日本人は現地人の妻子を置いてオーストラリアの収容所に送られ
たり、日本に強制送還されたりしたようで、戦後は日本の兵士が戦争捕虜として
ニューカレドニアの収容所に送られてきたりした歴史があるようです。
そこで、何とか日本人の地位を高めようとされた方がいました。
ジョージ筒井氏とそのお父様です。詳しくは、「わたしのニューカレドニア」
(森繁久弥+小谷章 著/共編)に書かれてあり、当時のニューカレドニアの
人ならば誰でも知っている方だったようでニューカレドニアと日本の交流に尽力を
尽くされた方のようです。当時ニューカレドニアに住んでいた日本人および
ニューカレドニアを訪問した日本人は皆筒井氏のお世話になったと言われて
います。
そのおかげでしょうか、空港に着いてまず驚いたのが、フランス語(現地の共通語)・
英語の次に必ず日本語で案内が書かれてあることでした。海外の公共施設で日本語を
目にすることは、私の経験上ほとんどなかったので、大変驚きました。
街に出ても、日本人が多いわけでもなく、現地の人もフランス人も日本語が
話せるわけでもないのに、日本語のメニューが用意されていたり、
国内線の飛行機にまで日本語の案内が書かれていました。
ニューカレドニアは日本人の観光客が特別多い、というわけでもないと思います。
これまで、海外に行って感じるのは、過去に日本人が現地で行ってきた
言動の積み重ねで良いことも悪いこともそのままその土地に残っていること、
歓迎される土地では、その土地で尽力された日本の方々を思い、ありがたさを
感じます。自分たちの言動が、未来へ影響を及ぼすことを学びます。

ニューカレドニアはフランス領であり、ニューカレドニアの人々は
全員がフランス国籍となります。なので、フランス語が主流なのですが、
今回旅に出かける際に、「ことりっぷ フランス語」を買って少し家で練習していきました。
以前フランス語がさっぱりわからないままフランスに行って痛い目にあったので、
今回は1カ月計画で1冊覚えきろうと思ったのですが、途中で風邪を引いてしまい、
至らず。。。でも、メルシー(ありがとう)とボンジュール(こんにちは)と
オールボワール(さようなら)で、大体事足りました。
道端ですれ違う時、目があえば、大抵「ボンジュール」と言うか、
微笑みを返してくれました。
目があっても無視、というのは、「素性がわからない怪しい人間。」と
いう風に捉えられてしまうのだと思いました。きちんとしたルールと
心地よく暮らせる知恵だとも思います。
また、オーストラリアのゴールドコーストでもそうでしたが、
ホテルや家のベランダでくつろいでいる人が多くいました。
歩いていて、ベランダでくつろいでいる人と目が会うと、
気軽に手を振ってくれます。バカンスに来ているフランス人も、現地の人も、
海のそばでご飯を食べ、日が沈む時は夕陽を眺め、子供たちは砂だらけに
なって浜辺を転がりそれぞれの時間をゆっくりと自由に楽しんでいるように
見えました。

ニューカレドニアのお店は、大抵8:30~開いていますが、お昼の2時間は
クローズします。逆にその時間はレストランが開きます。そして、午後
14:00からまたお店を再開しますが、18:00には閉店です。
レストランはその後19:00からオープン。
食事する時は、ゆっくり人と話しながら、がテーマのようです。
食事と会話を大切にするフランス文化からきているのかもしれませんが、
そういう選択の仕方、私も地で行きたいです。人生を慈しむ、という感じが
します。そんな国に、もちろんコンビニはありませんでした(笑)
コンビニはコンビニで大変便利でありがたいですが、無ければ無いで、
そういう暮らしをすればいいだけですね。
そして、思いました。 生きるためにはお金が必要かもしれないけれど、
お金を稼ぐために生まれてきたんじゃない、と。

食事や人との会話を楽しむ、ということから、そのシチュエーションの
レストランやテイクアウトの食べ物は、本当に何でも美味しかったです。
渾身の魂を込めた歴史の積み重ねを感じます(笑)

以前テレビ東京でニューカレドニアを紹介していた番組に出ていた
天使のエビライスのお店にどーしても行きたいと主人が言うので、探して
行ってきました。住所だけではわからず途方にくれましたが、思いついて
観光案内所に行って聞くと、「ガソリンスタンドの後ろの建物。郵便局の隣。」
と教えてくれました。ただ、その通りに行きましたが、看板を探してもありません。。
看板の無い食堂があったので、そこにいたおじさんに、
「リシュリューレストランはどこですか?」と聞いてみたら「ここです!」との
ことで到着、主人念願のご飯をいただきました。久々のお米(タイ米です)と
プリプリのエビがサイコーでした!
お店の名刺です。行かれる方はご参考まで☆
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2014年1月8日
by Sun Dish
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ニューカレドニア ④

ニューカレドニアの続きです。
イル・デ・パンから帰ってきた翌朝、朝市に出かけました。
そこで、不覚にも、痴漢に会ってしまいました。。。
私に隙があった、と言われたらそれまでですが、
日本でもそうかもしれませんが、積極的に妙に親切にしてくる人には、
海外で気をつけてください。
自分に起こったことが初めはショックでしたが、そういえば前の
会社の先輩も海外で似たような経験があるという話をしていたのを
思い出し、まあ、良くあることなんだな、と思いました。
事なきを得ましたが、海外では日本人は狙われやすい、ということを
正直感じました。気を張りすぎる必要はないと思いますし、どこにでも
そういう人はいると思いますので、海外に行っても日本にいる時と同じような
判断基準をしっかり持っていることが大事だな、と思いました。
明らかにおかしかったり変なことに、文化が違うから、、、ってことは、
無いことを知りました。 

午後は首都ヌメアからタクシーボートで5分の離島、カナール島へ行って
きました。
対岸がヌメアのあるグランドテール島(ニューカレドニアで一番大きな島)です。
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カナール島は一周歩いて5分ほどですが、ここにも天然のプールがありました。
こちらは保護地区で、立ち入り禁止でした。
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マングローブ!
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お尻が紫がかった貝がらに呼ばれました(笑)
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海の中はサンゴの森でした。シュノーケリングをすると、
海の中も植物があって、魚がいて、森と同じなんだな、と
思います。
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ちょっと見えにくいかもしれませんが、魚がいっぱい。
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虹色のおさかな。
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その日の夕方、島から帰っての夕日。
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地球のどこからでも、見ている太陽は同じなんだな、と
思いました♡

2014年1月7日
by Sun Dish
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明治神宮 厄除け

結婚式が明治神宮だったこともあり、明治神宮にはこの3~4年良く
行くようになりました。それまでは、就職試験の折に東京を訪れた
時1回かその後の1回くらいだったと思います。
入り口から境内までの砂利道を、就職活動用のヒールで歩くのは
大変骨の折れることで、正直敬遠していました(笑)
だって、入口から境内まで20分くらいかかるんですもの(当時の感覚)。

昨日は仕事初めの人が明治神宮にはものすごくたくさんいて、
「しまった、頑張ってもっと早く起きればよかった。。。」と
後悔しながら厄払い申し込みを記入し、途方に暮れそうに
長い列に並び順番を待ちました。
だけど不思議と、申し込みをしてから並んでいる間、気持ちが落ち着いて
いました。待ち時間も意外と短く、待合室が今回は結婚式を挙げた
部屋だったので、その地に入れたのがありがたく懐かしく嬉しかったです。

順番が来て案内され、境内の中央でお参りをした後、ご祈祷していただく
神楽殿に続く道、一番本殿(つまり神様のいらっしゃる場所)に
近づいて見える場所は私にはとても特別に感じられます。
今回は、上賀茂さんに似た、やっぱり魂の父のような安心感を感じました。
前回の厄の時に厄払いに来た時も同じ具合に本殿を見入っていた時、
そこにいた神職の方に、「あそこにいらっしゃるんですよ」
と優しく声をかけていただいたのも印象的でした。

思えば神社に行って涙が出る、といった経験を初めてしたのもその時でした。
祝詞をあげてもらい、最後に巫女さんが鈴のお祓いをしてくれます。
その鈴の音を聞いた時、なぜかわからないけれど急に泣きたくなって
きたのです。後で友達に話したところ、「鈴は浄化の作用があるっていうからね。」
と教えてくれました。

今回は大変多くの人がいたので、最後尾にいた私たちは神楽殿に入ることすら
出来そうになかったのですが、まあ、いっか、祝詞さえあげてもらえれば、と
思っていたら、神職の方が一番端の列を空けるよう動いてくださって、
いつも一番後ろの方に座っているのに、今回初めて、一番前で受けることに
なりました。場所は関係ないと思いますが、なんだか嬉しかったです。

祝詞があがっている間、これまでの私は一生懸命色んな事を祈ったり、
感じようとしたり、無になろうとしたりしていました。
だけど今回はどういうわけか、何をしていいか初め良くわからず、
その滅多に見ることのできない美しい神器や太鼓を見ていたりして
いたのですが、そのうち気づいたら神様と会話していました。
今年自分がしようと考えていることを(勇気を持って)伝えて
みると、「わかってる」と。色んな意味を込めて伝えてみたのですが、
その「わかってる。」はすべてひっくるめてわかっている、という感じでした。
今後について不安が私の中をよぎった時、そうなったら空気になって
いつでも見てるよ、と感じました。
すべて受け止めてくれて「大丈夫」、と言ってくださっている、そんな感じでした。
そして、やっぱり万能なんだな~、と思いました。

お払いやご祈願を受けに来ている人々は、それどころではなくて、
この後の仕事や今一緒にいる人の事やケータイや、全然違う事を
考えている人もたくさんいたと思います。皆全然違う色んな個人的な事を
考えてる。だけど、神様は一向に自分に注目されないことを気にしない。
そんな事は全然関係ない。その、「一人一人が瞬間瞬間楽しかったらいいな、
幸せだったら嬉しい」、私はそういうエネルギーしか感じませんでした。
無条件でその人の幸せや楽しみを愛する、目を細めてそんな風に人を
見ていたように感じました。
そんなエネルギーを感じ、「なんて優しいんだろう。。」と
感動し、厄払いに来たことをまた半分忘れていました(笑)
そして、そんな風に私もなれたらいいな、と思いました。

もちろん、愛を送りながら(神様のなせる技ですね。
本人がご利益と取るかは別の話できっとその人の人生に必要な事が
起こったり栄養が与えられるんだと思います。内容は神のみぞ知る、
なんだと思います)。

2014年1月7日
by Sun Dish
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明けましておめでとうございます!

明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!

本日は1月7日、七草がゆの日ですが、何を勘違いしたか、私は昨日夕方
スーパーに行って七草がゆのセットを見た途端、その時から頭の中の
日付が1月7日になってしまい、家に帰って米を用意し、七草をカットした
後に、「あれ?今日6日だ、、、。」と気づく、というボケっぷりです。
なのでうちの七草は、昨夜でした。

ボケてる、と言えば、年末に実家で来年の厄年について書かれてある
チラシを妹が見ていた時に気づいたのですが、私、今年本厄で大厄(?)
八方塞がりみたいなのですが全然知らなかったのです!つまり、昨年自分が
前厄だったこと知らなかったんです。。。
人より多く神社を訪れているはずなのに、結構行っているはずなのに、
何で気がつかなかったんだろう。。しかも主人は昨年厄除け(後厄)
してもらったから、何年生まれが厄年、みたいな表は見ていたはずなのに。。
私、何見てるんだろう(笑) 人と視点が違う(というかぼーっとしている)
事は何となく気づいていたのですが、これには驚きました。
だから、後から、「旅行前に体調が悪かったのは厄払いしなかったからだ。」
みたいな理由づけを勝手にしました(笑)。

まあ、とにもかくにも、一応厄だということを気づかせてもらった今回は、
厄払い行った方がいいだろう、ということで、昨日明治神宮に行ってきました。
逆に、昨年は厄だと気づきもしなかったということ、一年無事に生きていたし、私に
とってはスペシャルで素晴らしい一年だったと思っているので、厄払いは
必要なかったかもしれません。

前回の厄年(前厄)の時には、節分の2日前に、友達から私が厄年であることを
教えてもらえたので、ギリギリで厄払いに行きました。これも、何かのサイン
だったのかな~、と思います。
厄年だからって、厄払いしなければいけないとか、ないと思いますが、
たまたま自分が厄年であることを知ったのは神社に行けと導かれたサインかも、
と思っています。また、ご利益を受けること、というよりは、自然や神を敬い、
健やかに生きていけることを感謝する意味で、人生の通過儀礼であり、
日本文化だとも思います。
ご利益を受けることに抵抗がある方も、七五三や成人式のような通過儀礼、
と思って厄年には厄払い、していただいてみたら気持ちが改まって
清々しくなるのではないかな、なんて思います。
人生の節目を大事にするのは、自分の人生を大切にすることと同じように思います。
・・・なんて、昨年の自分の厄を忘れていた私が言うのもなんですが(笑)

今年も皆さんにとって、素晴らしい年になりますように!!
私も自分のできることに力入れて行きたいと思います!

2013年12月31日
by Sun Dish
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良いお年を!

もうすぐ新しい年になります。

私のブログを訪れてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
訪れてくださる皆さまから、沢山励ましをいただき、シェアさせていただく
ことで大変勉強させていただいていると感じます。
本当にありがとうございます。

来年も皆さまにとりまして、素晴らしい年になりますように!
良いお年をお迎えください!

2013年12月30日
by Sun Dish
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受け入れる必要のあること

女の人は皆お姫様です(笑)

どこの国の、とか、他は召使い、ではなく、一人一人が
自分自身のお姫様です。
子供の頃、お姫様に憧れて、なりきろうとしていたこと、
私はありました。美しくて優雅で優しいお姫様。
私はそれを、先日突然思い出したのです。
そして、お姫様だと思ったら、とても楽しく優雅な気持ちに
なって、色々なものが愛しく自然と丁寧に行動したり
扱ったりするようになっていました。

ドン引きしてる人、いるかもしれません(笑)

でもこれ、自分を大事にするのが苦手な人、
できなくなった人にはオススメな気がしています。
自分の心の中だけで思うのだから、誰にも迷惑かけません。

今の時代、キツイことに傷つかないように、心の中の言葉も
思考もキツくしてそのうち自分を厳しく厳しくしてしまっている
人多いのではないかと思います。

女性性を大事にしろと、もうガイドが黙っていなくなり、
私はチャクラがどうにもこうにも辛くなって、
そのメッセージに気づきました。私のガイド、
かなりスパルタだと思います(笑)

2013年12月29日
by Sun Dish
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ニューカレドニア イル・デ・パン ③

12月25日。クリスマスです。
ホテルのドアに靴下がぶら下がっていましたが、前夜
「明日もしかしたらプレゼントが入っているかもしれません。。。」と
メッセージがドアの下から入っていました。
翌朝、靴下を覗くと、チョコレートとマグネットが♪
ホテルの素敵なお・も・て・な・し♡
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この日は午前中ピッシンヌ・ナチュレルでシュノーケリングをして
午後は島内観光を少し、ホテルに帰って来てからDepartureの時間まで
ホテルのビーチで砂に埋まっていました。

この日のお昼は、地元の料理、ブーニャを食べました。
ブーニャとは、バナナの葉っぱで芋や肉・魚・かぼちゃに
ココナッツミルクを入れたものを包んで、1時間ほど蒸し焼きに
する料理です。これをどうしても食べてみたかった。。。
食べる前に100回くらい、ブーニャと言っていました。
作るところはこんな場所。
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ここで食べられるのかと思っていたのですが、ホテルで食べる
事になりました。
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う~ん、初めての味。想像と実際とはちょっとギャップがあって、
これまた新しい世界を一つ知ることになりました。

島内観光はホテルのツアーを利用しました。
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オルタンス女王の洞窟です。
戦争中、女王が隠れていたという洞窟。マリア像がありました。
鍾乳洞が圧巻でした。
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私は緑の部分に惹かれました。
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日本語の案内板がありました。
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洞窟まではこんなジャングル。
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続いて、世界一美しい砂浜と言われるクトビーチ。
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砂は真っ白で少し粘土質かな、と思いました。魚がサンゴを食べた
排泄物がビーチを白くしていると、帰ってから見たテレビで説明
されていました。
クトビーチがあるところから岬を挟むと、すぐに、世界一美しい
ビーチと言われている、カヌメラビーチがありました。
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エメラルドグリーンからブルーへ変わる景色がとてもきれい。

車に乗って、そこから10分ほど、このツアーで一番行きたかった
サンモーリスへ。
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イル・デ・パンにカトリックの宣教師が初めて上陸した場所。
取り囲んでいるのはメラネシアの神像。
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海を背景に一列に並んでいるその姿は、イースター島のモアイ像みたい。
モアイ像、憧れです。いつか行ってみたいです。
それに、一歩近づいた感じでとても嬉しかったです。
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後ろから。
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アップ。
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この後はバオ村の教会へ。
アソンプション教会です。
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この日は12月25日、クリスマスなので、午前中はきっと
この教会でミサが行われていたと思います。
中に入ると、バナナの葉っぱや花々で飾られていました。
滅多に教会に行くこともないのに、クリスマスのドンピシャで
教会に行くことができるなんて。
そういえば天草に行った辺りから感じていたマリア様。
天草に行った日は、12月8日。後から知りましたが、マリア様が
キリストをご懐妊された日だとか。
カノンやG線上のアリア、主よ、人の望みの喜びよ~
<カンタータ第147番>を最近よく聞いていたので、音楽が
導いてくれたのかも、と思ったりしています♡
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ツアーから帰って、ホテル出発まで2時間近くあったので、
やってみたかった砂療法をすべく、ホテルのビーチに穴を掘って
埋まってみました。地球と一体になる感じで癒されます。

ところで、ホテルの庭の木々たちには、「リラックスをして行きなさい」と
言われました。私はとっさに、「リラックスしていいの?」と思って
しまいました。そうしたら、「地球に生まれてきたんだから、(私たちに)
癒されていいに決まってるでしょ。」そう返ってきたように感じました。
そっか、私、どれだけ罪悪感みたいなの持ってたんだろ。どれだけ
ストレス溜まって色んな事気にしながら生きてたんだろう。。。
ありがとう、自然! 癒されて初めてわかることがあります。
イル・デ・パンでもヌメアでもそうでしたが、自然がとても調和している
ように感じました。いるだけで、何にも考えず安心してリラックスできる、
そんな場所でした。

空港までの帰りのバスから虹が見えました。
虹は私たちが飛行機に乗るまで手を振っていてくれて、グッドラックの
サインを送ってくれているようでした。
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2013年12月29日
by Sun Dish
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ニューカレドニア イル・デ・パン ② 出会い

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ピッシンヌ・ナチュレルにあったこの岩に惹かれました。

ピッシンヌ・ナチュレルでその美しさに浸りながら写真を撮って
いると、同じように写真を撮っていたフランス人のおじさんに
声をかけられました。「すごくたくさん魚がいるよ。こんなに
魚がいるところは他にないよ。上からでも良く見える。」英語で
そんな風に言っていたと思います。おじさんは、シュノーケリングを
していたフランス人の団体さん(大人の男女3人づつと子供6人くらい)の
カメラマン兼ガイドみたいでした。「皆がシュノーケリングを
終わったら、この岩の向こうにある天然の洗濯機まで行くんだけど、
良かったら一緒に来ませんか?」と誘ってくださったので、一緒に
ついて行ってみることにしました。

少しだけジャングルを歩き、岩肌が見えてきました。
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サンゴが岩化していました。
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天然の洗濯機、出てきました!
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波が岩を削っています。洗濯機のように巻いた形で波が行ったり来たり。
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波の力!
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連れて来てくださったフランス人のおじさんに声をかけてもらえなかったら、
絶対に来れない場所でした。
歩きながら、おじさんは聖地にも連れて行ってくれました!
おじさんは皆に、「しーっ。静かに。」と言うので、何かと思ったら、
聖地だったのです。
大昔の人の骨が埋められている、という場所。お墓が聖地。
地元の方の捧げものがたくさんありました。
私は正直初め話を聞いた時、「お墓。。」と思ってちょっとだけ
コワいと思いましたが、普通のお墓の様にお祈りをして立ちあがると、
ゴツン、、、洞窟の岩に頭をぶつけました@@@ そして、思ったのです。
「ここはお墓というより、聖地なんですよ!」そう祀られているスピリットか
森の妖精に言われたと思いました。

おじさんは他のフランス人の方たちにガイドしながら(フランス語で)、
私たちには英語で丁寧に色々教えてくれました。
魚の毒にあたった時に効く薬になる実を教えてくれたり、
良い匂いのする花をくれたり、バナナの葉で蒸し焼きにするブーニャと
いう料理を作る場所や作り方を教えてくれたり。。。
一緒にいたフランス人の方も、片言の英語を一生懸命話そうとして、
おじさんと一緒に私たちにガイドしてくれようとしてくれました。

私と主人は英語は何となくしか話せないし、フランス語も
挨拶程度しか話せない、理解できない。でも、何とか伝えようと
してくれること、親切にしてくださったこと、胸が熱くなりました。
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今年の5月にタイのサムイ島に行った時に出会ったお店のおじさんも
言ってましたが、「日本は津波が本当に大変だったね、
心から祈っている。」とおっしゃっていました。
世界の方々は日本を応援してくれていることを海外に出てよく感じます。

おじさんにもらった、良い匂いのするお花。
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この日はクリスマス・イヴでした。

2013年12月29日
by Sun Dish
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ニューカレドニア イル・デ・パン ①

12/23~ニューカレドニアへ行ってきました。
ニューカレドニアと言えば、日本では「天国に一番近い島」
(森村桂著)としても有名で、行くことになった後、
たまたまケーブルTVで映画をやっていたので初めて観ました。
「神様は遠くからやってくるんだよ。神様がやってくる時、
ふかふかの真っ白な砂の上に一度着地してからやってくるんだよ。」
映画の中では、お父さんが娘にそう教えたその場所を探し求める、
という内容で、ニューカレドニアのウヴェア島のとあるビーチが
その「天国に一番近い島」でした。

いつか、おばあちゃんが「ニューカレドニアは天国に一番近い島」と
テレビを観て言っていたのを、今回行くことになって思い出し、
おばあちゃんからもらったブレスレット(実際は私があげた健康運を上げる
と言われているゴールドルチルの入った水晶のブレスレットで、
あげた途端、「私が死んだらあんたがこれを取りんさい」と言って
あまり気に入った様子もなく、つけているのをあんまり見た事もないの
ですが、、、)を持っておばあちゃんにも見せてあげようと思って
持って行きました。

行きのAir calin。12:00pm発、現地時間22:27pm頃着(日本より2時間
進んでいます)。
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途中、赤道に差し掛かった頃、夕暮れとなりました。
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太陽が沈みかける夜との境目。
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日本から約7000km離れています。
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トントゥータ国際空港に着き、送迎バスに乗って首都ヌメアに
向かいました。星も月も美しく、空港からヌメア近郊に入るまでは、
沖縄北部の感じに似ていると思いました。
0:00amくらいにホテルに着き、その日は睡眠。。。

翌朝、朝ごはんを求めて、近くに散歩に行きました。
出がけに、まずはブーゲンビリアが迎えてくれました。
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ブーゲンビリア大好き。
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初めて見る南洋杉。
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海が見えてきました。名護の幸喜ビーチに似ている、そう
感じました。
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朝ごはんはテイクアウトで、クロックムッシュ、ピザを。
何の変哲もないように見えるのに、激ウマ♪

ニューカレドニアに行くことになって、色々調べていたところ、
どうも離島に行かないともったいないかも、、、ということが
わかり、「天国に一番近い島」の舞台となったウヴェア島には
行かず、今回は「イル・デ・パン」という島に行くことにしました。
イル・デ・パンとはフランス語で「松の島」という意味なのですが、
イギリス人のジェームズ・クックがこの島の特徴的な南洋杉を船上から
見た時、松と間違えてこの名前がついた、と言われています。

国内線のマジェンタ空港からイル・デ・パン行きの飛行機にて
30分。
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3:00pm前にホテルに到着。チェックインをしてから、イル・デ・パンに
行くと決めてから必ず行きたいと思っていたピッシンヌ・ナチュレルへ
歩いて行きました。
ホテルから、川の様な海沿いの道(途中浅いので川(海)の中も
歩きながら)を20分ほど。干潮時と満潮時で景色も少し変ります。
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長野の上高地の、南洋バージョンのように感じました。
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途中、水深20cmくらいのところなのに、サンゴがいました。
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水中で撮ったもの。
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砂浜には無数のカニがいました。片手に大きなハサミのある
カニです。私たちが歩くと、サーっと逃げて行きました。
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川沿いの木々。
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途中、ジャングルの中も通りました。
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迷わないよう、道案内の布が巻かれてありました。
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森の中で、ヤドカリとの出会い。
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森を抜けて、
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見えてきました、ピッシンヌ・ナチュレル。
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この写真の左側、岩の向こうは普通の海となっています。
ピッシンヌ・ナチュレルとは、「天然のプール」という意味なの
ですが、満潮時、奥の低い岩を越えて海水が入るようになっている
ため、そう呼ばれています。深いところでも10mくらいで、
穏やかなのでシュノーケリングに最適です。
その時、そこでシュノーケリングをしていたフランス人の方たちと
出会いがありました♡
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ニョロニョロのような南洋杉が笑っているようでした。
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南洋杉は、天然の防風林の様な感じで、遠くから見ても
海岸沿いに生えている感じでした。

地球の奥に続くような、スピリットが出入りしそうな洞窟。
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砂浜には、鳥(?)の足跡。
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